Research Project 3C: カオスを通じて学ぶ異文化

Research Project 3Cは受講生12名のクラスで、9週目が終わったところです。以下、クラス代表の泉 慶祐君に、これまでの授業の様子を報告してもらいました。 

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リサーチプロジェクトとは4年生から始まる少人数ゼミです。担当教員である小松先生の専門インドを中心に、日本とは違う異文化、問題、ジェンダーを学ぶことで幅広い視点を養うこと、また疑問に対する漠然とした感想を明確な意見にすることを目標としています。およそ10人程度のクラスでは、冒頭で関心を持ったニュースについて発表する機会、そして実際にインドに関連する資料を読み込み、3度発表する機会があります。ニュースはインドのみならず、国内、国際、あるいは個人的なことも含み、事物に対する感想、疑問などを考えることで、レポートや発表の地盤作りとなります。資料の発表は各々が関心を持ったインドに関する資料を要約し、毎週レジュメを配布し発表しています。だいたい二回ずつ発表が終了したところですが、レジュメは各々の考えや重要視した方向性をまとめる機会となっており、ひいては卒業論文に役立つでしょう。多文化かつ諸問題を抱える国インド、このカオスを通じて学べない異文化、疑問に思わない問題はありません。